はじめに
私たちは2014年10月4日の団体設立以来、団塊世代が後期高齢者/75歳に到達する2025年問題への提言として、若さと可能性に満ちたアジアの高度人材開発に日々取り組んでおります。
2019年にはフィリピンのブラカン州で育成し来日した3名の留学生中2名が在留資格介護の発足後初めての介護介護福祉士試験に合格し、同年4月より社会福祉法人市原寮に就職することが出来ました。
さらに、フィリピンからは公益社団法人さくら研修機構を通じて2020年度2月に1st.バッチとして18名、12月に2nd.バッチとして13名、コロナの影響を受けて一時的に受入れを中断致しましたが、2022年8月に27名(内1名が11月)、2023年2月に6名の介護技能実習生を会員法人に受け入れることが出来ました。
日本語学習支援の令和5年9月時点の成果(令和5年9月時点)として、アドバンス3名中N1が2名・N2が1名、技能実習1st.バッチ18名全員がN3以上の合格を達成(内N1が2名、N2が5名)、2nd.バッチ13名名全員がN3以上の合格達成(内N2が3名)、3rd.バッチは27名中、N2が1名・N3は24名が合格しております。
2023年度からは技能実習2号から特定技能1号への移行だけでなく、当初から特定技能としてのも受入れも進めており(N2が1名、N3が2名)を会員法人を通じて受入れを開始致しました。(※登録支援は伸栄通商株式会社/STC)
会員の皆様には長年に亘るモニタリングやこれまでの日本語教育の研究で得た知識・情報の提供だけでなく、複雑化する外国人材の受入れに関する制度の勉強会(ZOOM使用)の等も定期的に開催しておりますので、皆さまのご参加をお待ちしております。
又、一昨年度からは現地での教育だけでなく、オンライン日本語試験(模試)の実施や学習アプリの提供等来日後の学習支援も実施しております。
さらに外国人介護士に向けたオンライン介護福祉士実務者研修(社会福祉法人市原寮花友じゅらくだいデイサービス内で実施)も7月よりスタートし、来年1月には研修参加者のフィリピン人介護士6名中5名が介護福祉士試験に挑戦致します。
介護現場ではまだまだコロナによる厳しい状況が続きますが、来年3月末の朗報を期待する次第です。
人材育成には多大な時間と費用を要しますが、月次10,000円の会費のみでの運営をしておりますことから、介護業界の皆さまに於かれましては私達の活動へのご理解とご支援を切にお願い申し上げます。
令和6年5月
◆お問い合わせ◆
一般社団法人国際高度人材開発センター事務局
担当:藤野(フジノ)
Tel:075-600-2241
一般社団法人国際高度人材開発センター事務局
担当:藤野(フジノ)
Tel:075-600-2241
直近のトークイベント等のご案内
※コロナ感染のリスクを考慮し、会場を使用したトークイベントは現在見合わせております(2021年1月5日時点)
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※2018年7月3日で来日してから2年となります。 https://youtu.be/V1Cs5Yy1ALo
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テーマ:留学生の視点から見た日本の介護の長所と短所 https://youtu.be/TQfCUnogRJE
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テーマ:外国人と共生する介護の未来 動画の掲載期間が終了いたしましたので、現在はご覧にいただくことができません。