はじめに

私たちは設立以前より、東南アジア各国のフィージビリティスタディを重ね、「日本の介護現場で長期的に活躍できる、安心で倫理性の高い人材育成モデル」を探求してきました。その結果、人材保護制度が徹底され、不当な借金や過度な費用負担を求めない国家方針を持つフィリピンに焦点を当て、育成を一本化して取り組んでいます。

フィリピンは、海外就労者の権利保護が法制度として明確であり、候補者本人に不当な負担を背負わせないことが徹底されています。これは、福祉人材として大切にされるべき尊厳を守るうえで不可欠な前提条件であり、当法人の理念とも一致しています。また、明るく前向きな国民性や、キリスト教文化に根ざした高い倫理観・奉仕精神は、介護の仕事において大きな強みとなっています。

一方で、こうした人材保護体制のもとでは、日本側の初期費用負担が高くなるという課題があります。私たちはこの現実に真摯に向き合い、AIの活用や業務フローの合理化により無駄なコストを徹底的に削減しながら、質の高い人材を適正な費用で受け入れられる仕組みを整えてきました。

実績(2025年12月末時点)

JLPT N1合格:4名

JLPT N2合格:21名

技能実習3年ルートにおけるN3不合格者:4名のみ

介護福祉士国家試験 合格者:7名

特に、技能実習生の日本語学習・資格取得の継続率と到達率の高さは、受け入れ法人の皆さまの温かな支援と、学習支援体制の成果であると考えています。

今後の重点方針

今後は、特定技能1号の5年間の間に介護福祉士試験合格を目指す育成モデルをさらに強化します。

①N2到達を見据えた体系的日本語学習支援

②実務者研修への円滑な参加支援

③国家試験対策の伴走型支援

これらを、登録支援機関である伸栄通商株式会社(STC)と連携し、一体的に提供してまいります。

私たちは、単なる人材確保ではなく、“介護の専門職として誇りを持って働き続けられる人材”の育成を目指しています。
志ある外国人候補者の皆さん、そして長期的な人材育成を重視される社会福祉法人の皆さまと共に、これからの介護現場の未来を支えていきたいと考えています。

令和8年1月

◆お問い合わせ◆

一般社団法人国際高度人材開発センター事務局
担当:藤野(フジノ)
Tel:075-600-2241 

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